資産フライトについて

国家破綻とハイパーインフレ

国家破綻やハイパーインフレの関連本は、国家破綻するという方と絶対に国家破綻しないという方に分かれていますが、書店でかなりのスペースを確保しています。

そして、国家破綻やハイパーインフレに備えて資産移転(資産フライト)をしましょう。そのためには海外に銀行口座を作りましょうというような内容で、「週刊文春」「週刊新潮」を始め「日経ビジネス」「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」といった一流雑誌までが、この特集を組んでいます。また、テレビ東京を始めとした番組でも資産移転が話題になっています。



2012‐13年世界恐慌パニック
2012‐13年世界恐慌パニック
浅井 隆
第二海援隊
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
橘 玲
幻冬舎
2013年、株式投資に答えがある
2013年、株式投資に答えがある
朝倉慶
ビジネス社
資産フライト 「増税日本」から脱出する方法 (文春新書)
資産フライト 「増税日本」から脱出する方法 (文春新書)
山田 順
文藝春秋
世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術
世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術
藤巻健史
朝日新聞出版
日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない
日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない
午堂 登紀雄
あさ出版
日本と世界を直撃するマネー大動乱
日本と世界を直撃するマネー大動乱
増田 悦佐
マガジンハウス
ロスチャイルド 200年の栄光と挫折
ロスチャイルド 200年の栄光と挫折
副島 隆彦
日本文芸社
「通貨」はこれからどうなるのか (PHPビジネス新書)
「通貨」はこれからどうなるのか (PHPビジネス新書)
浜 矩子
PHP研究所
2013年 大暴落後の日本経済
2013年 大暴落後の日本経済
中原 圭介
ダイヤモンド社
グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本
グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本
三橋貴明
徳間書店
2012世界大恐慌サバイバル
2012世界大恐慌サバイバル
片岡剛
フォレスト出版
2012年マネー大激震! 国家連鎖破綻が、日本経済の夜明けを告げる
2012年マネー大激震! 国家連鎖破綻が、日本経済の夜明けを告げる
松藤 民輔
徳間書店
中国大分裂 リスクからクライシスへ
中国大分裂 リスクからクライシスへ
長谷川 慶太郎
実業之日本社
世界同時恐慌が襲来! 今すぐ この「金融資産シフト」で儲けなさい
世界同時恐慌が襲来! 今すぐ この「金融資産シフト」で儲けなさい
中丸友一郎
徳間書店

日本人の海外口座が激増

「日本国破産」「ハイパーインフレ」そんなことを考えたことのなかった人たちまで、真剣に日本の未来に対して不安を持つ人が増えています。実際に海外の金融機関に口座開設する人の数は年々増え続けています。僕が行政書士として海外投資のお手伝いを始めた2000年当時(1998年の金融ビッグバンによって日本人の海外口座開設が公式に認められました)は、海外投資をする人の数はごく少なく、日本の将来が不安と言うよりも海外の魅力的な金融商品を買うために海外口座を作る人が多く、多くの方は富裕層の方でした。しかし、まったく立ち直りの気配を見せない日本経済と年金不安や日本の未来そのものに不安を持つ=「円」を海外に持ちだしています。


だからこそ国税庁も動き出したのです。YOMIURI ONLINEからです。

政府は5日、5000万円を超える預金や不動産を海外に保有する個人を対象に、国外財産に関する調書の提出を義務づける制度を創設する方針を固めた。
海外資産をつかみ、徴税を円滑にする。2012年度税制改正大綱に盛り込み、14年提出分から適用する。
新制度では、毎年12月31日時点で保有する財産について、翌年3月までの調書提出を義務化する。提出者には、後で国外財産に関する申告漏れがあった場合でも、過少申告加算税を5%軽減する優遇措置をとる。
逆に、故意に提出しなかったことがわかった場合には1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すほか、国外財産に関する申告漏れがあれば、過少申告加算税を5%重くする。
(2011年12月6日12時11分 読売新聞)

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平成25年4月4日の異次元バズーカ量的緩和の衝撃(黒田日銀総裁の会見)

日銀黒田総裁の2013年4月4日の以下の会見により、インフレターゲットを定めてお金を異次元的に刷り続けることを決定しました。(インフレになりだすと1%では抑え切れないと思いますが…)日本国破綻は100%ないとも言えなくなった気がします。


「量的・質的金融緩和」の導入とは

日本銀行は、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を、2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現する。このため、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を2年間で2倍に拡大し、長期国債買入れの平均残存期間を2倍以上に延長するなど、量・質ともに次元の違う金融緩和を行うと発表しました。


「量的・質的金融緩和」の導入について(PDF)

ジョージ・ソロスの警告

世界的な投資家ジョージ・ソロスが4月5日にCNBCのインタビューに答えて「円の下落が始まると止まらなくなる」「日本がやろうとしていることは危険だ」「円安の恐怖により日本の人々の資産フライトが止まらなくなる」と発言しています。(およそ8:00前後です)



まあ、円安が止まらなくなるとか日銀がやろうとしていることは危険だというのは、十分に考えられること。ただ、3つ目にソロスが言うように雪崩を打って資産が海外に逃げていくということは、当面の日本人の金融知識レベルでは少なくとも起きないと思う。

日本人で円安が止まらないから、海外に資産を持ちだそうと考える人は今より増えるのは確実で、大きなお金を動かす人が本格的に動き出すかもしれません。そうなるとより資産フライトは加速する可能性は高いです。






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